母艦PCを用意する

普通のWindows PCを用意します。私はDELL VOSTRO 1500を使っています。レガシーポートのない機種なので、PlanexのURS-03 USB-シリアル変換ケーブルをあわせて使います。


それにしても、母艦って日本語的な使い方なんですかねえ。外国人に「mothership PC」といっても全く通じなかったかぐわしい思い出があります(普通にhost PCって言えよ>自分)


まずは通電するかどうかを確認しましょう。母艦PCとArmadillo-500をシリアルケーブルで接続し、仮想ターミナルで接続します。


仮想ターミナルソフトとして私はTeraTermを使っています。

シリアル通信設定でボー・レート115200、データ8bit、パリティNone、ストップ1bit、フロー制御noneであることを確認して接続します。下記のログインプロンプトが確認できればOKです。

armadillo500 login:


さて、起動時にブートローダにパラメータを渡すためには、JP1ジャンパにジャンパピンを刺して、Hermit-Atブートローダのプロンプトが出るようにしておく必要があります。


ジャンパピンをさしてリセットし、下記のコマンド入力プロンプトが出ればOKです。

armadillo500 login:Hermit-At v1.1.17 (Armadillo-500)
 compiled at 15:21:17, Apr  9 2008
hermit>

bと入力してやると、既定のNAND領域からカーネルとルートファイルシステムを読み込みブートし、先ほどと同様のログインプロンプトが出るはずです。